鯉のぼりのてっぺんにある、
あの風車みたいなやつ。
アレは矢車っていう名前。
この矢車なんだけど、
鯉のぼりに付けるのには意味がある。
今日の記事は、
そんな矢車の意味や由来の話だよ☆-( ^-゚)v
鯉のぼりに矢車:名前の由来は?
矢車は、
風車みたいにクルクル回っている。
そして中の棒が、
矢の形をしており、
内側に刺さっているような、
デザインをしている。
このデザインが、
矢車という名前の由来。
そして矢車に使われている、
各パーツごとに様々な意味を持っているよ。
鯉のぼりに矢車を付ける意味はあるの?
矢車の意味は、
使われたパーツごとに存在している。
当然デザインに盛り込まれた矢にも、
ちゃんとした意味があるんだ。
矢というのは、
日本で古くから、
特別な意味を持っていた。
- 邪気を破る
- 幸運を射止める
あの矢には、
これらの意味があるよ。
回転する部分にも意味がある
矢車の回転する部分を、
天球(てんきゅう)と呼ぶ。
この部分には、
神様が地上に降りる時の、
目印という意味がある。
矢車の音も重要
矢車は風に吹かれると、
カラカラ音がしてうるさい。
でも、この音が、
神様を呼ぶとされている。
お祭りなんかのとき、
太鼓やなんやらで賑やかいよね。
神様って、
楽しげな音が聞こえると、
やって来るとされているんだ。
鯉のぼりと矢車の関係について
矢車は神様を呼ぶ物。
一方で鯉のぼりは、
男の子がココにいると、
神様にアピイールする意味がある。
だから矢車+鯉のぼりで、
神様を呼ぶ効果を、
アップさせていると言える。
矢車がうるさいのなら
矢車は、
音を立てるための道具。
この点は、
先の説明でお分かり頂けたと思う。
でもハッキリ言って音がうるさい。
マンションとかだと、
周囲から苦情が着たりもする。
このような場合は、
矢車を使わなくても大丈夫。
鯉のぼりその物が、
神様を呼ぶ道具だからね。
それに矢車も最近だと、
静音タイプの物が売っているから、
それを使うのも良いかもしれないよ。
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鯉のぼりに付ける矢車の由来は?
鯉のぼりに付ける矢車なんだけど、
始まりは江戸時代後期だとされている。
江戸時代の後期というのは、
庶民の節句が豪華になってきた時期。
この時代には、
竿頭の先に駕籠玉をさしていた。
駕籠玉というのは、
球状の駕籠(かご)で、
金箔が貼られた派手なデザインだった。
これが矢車の原型だとされている。
やがて武将が持つ、
弓矢のデザインが取り入れられ、
現在のような形になった。
まとめ
端午の節句になると、
優雅に空を泳ぐ鯉のぼり。
子供の成長を願った、
縁起物という側面が有名。
同時に神様に、
男の子の存在を知らせる、
目印のような意味もある。
こう言った話を子供に伝えて、
日本の伝統をしっかりと教えてあげよう。
子供に、
父ちゃん、母ちゃん、頭えぇんやねって思われるから(〃∇〃)
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